2020年1月24日、人妻熟女デリヘルとして有名だった「奥様鉄道69」を運営する株式会社ファイナルステージの社長と役員、従業員数名が逮捕されたと報道されました。
参考:売春あっせん、容疑者19人逮捕 72億円売り上げか:朝日新聞デジタル
逮捕容疑は「女性従業員を派遣して売春相手として引き合わせた」という、よくある管理売春です。
元従業員や利用客から聴取するなどして捜査を進め、違法なあっせんが常態化している疑いがあるとみていたようです。
【用語解説】管理売春とは?
管理売春とは、女性を自分の管理下で売春させる行為のことです。本番行為があるかないかで判断しています。
日本では法律(売春防止法)で禁止されており、売春防止法12条では「自己の占有、管理する場所又は指定する場所に居住させ、これに売春をさせることを業とする罪」とされています。
ソープランドで「個人事業主であるコンパニオンと顧客がたまたま自由恋愛の関係になった」という建前は、管理売春とみられないためです。
デリバリーヘルスでが「客が何を求めてるかわからないの?本番だよ。本指名客を取りたいなら本番しようよ。」と持ち掛けることがありますが、こういう指導をしていると管理売春だとして摘発されやすいです。
人妻デリヘル嬢が摘発されない店を選ぶための考え方
デリヘルの選び方について次の3通りで考えてみましょう。
- 女の子側から本番行為を持ちかけるのは絶対に禁止のお店で働く(バレたらクビになる店)
- 本番行為が暗黙の了解になっているお店で働く(薦めているわけではないが常態化している店)
- スタッフから本番行為を勧められるお店で働く(摘発待ったなしの店)
上記3つのなかで、適法なのは1つめのお店だけです。1つめのタイプの店で稼げるならそれが一番良いです。人妻専門店で1つめのタイプのお店は少ないです。
単価の高い人妻デリヘルは2番目が多く、摘発された奥鉄も2のタイプだと疑われたのでしょう。過去に摘発されたサンキューグループも2のタイプでした。
店側は本番行為を黙認しているだけでも売春防止法違反です。
3番目のような「スタッフから本番行為を勧められる店では働かない」のが鉄則です。ネットで噂になっているお店は警察のガサ入れが入りやすく、男性スタッフ・女性キャストともに逮捕されてしまうからです。
大手グループのスタッフは本番推奨しないですよ
あくまでも私見ですが、オクテツの運営側が、在籍女性に本番行為を勧めていたということはまずないと思います。
オクテツは全国的に有数の大手グループですから、違法なアドバイスをして摘発されるリスクは大きく、目先の利益を優先するメリットが少なすぎるからです。
働いている女性からも勧められたことはないと聞いています。
人妻デリヘル嬢は本番行為なしに稼ぎにくい事情はある
しかし、摘発の経緯で「違法なあっせんが常態化している疑いがあるとみていた」との通り、実際に本番行為はあったのでしょう。
風俗のお仕事をしていると、40代が単価の高い店で絶対に本番しないでお仕事していくのは難しいです。男性客からの本番交渉は絶対にありますし、お客さんを集めるのが難しくなってくれば円盤を武器に稼ぐのもある程度しかたないと思います。
大事なことなのでもう一度になりますが、奥鉄のような大きなグループで、男性スタッフから女性キャストへに本番を勧める可能性はないと思います。
運営スタッフから男性客に対しては「本番行為は絶対に禁止です」と言いつつ、女性側に働きやすい環境を提供してくれるお店を選んでいく必要があります。